映画大好き、仕事も大好き。32歳のサラリーマン日記です。2007年、沖縄県での生活がスタート。転勤です。


by Knonac
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カテゴリ:本( 3 )

楽園の眠り

楽園の眠り
馳 星周 / 徳間書店




馳作品の最新版。

3日間で読み終える。

本書のテーマは、DM(ドメスティック・バイオレンス)

馳作品では異例なテーマである。

文面のコーディネイトは、いつもの馳のセンスが効いている。

けれど、そのテーマには共感できるものはなかったし、

共感したくないと思った。

家庭を持つ身として、とても読むのがつらかった。

読むのをやめようかとも思ったけれど、はじめた事を途中で

やめるのも嫌な性分。

フィクションだけれど、メディアでも取り上げられる現代社会の問題。

目を背けることは簡単だ。

それでも直視して、対峙して、感じて。

社会の病から目をそむけてはいけない。

社会の一員として。

たかが小説を読んだだけであるけれど、そんなことを考えた。
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by knonac | 2006-04-03 23:47 |

パンドラ・アイランド
大沢 在昌 / 徳間書店





仕事が忙しく、平日に中々自分の時間を割くのが難しい中、

通勤列車や、就寝前に小説を読んでいる。

大沢 在昌の「パンドラ アイランド」を読んだ。

今は馳 星周の「楽園の眠り」を読んでいる途中。

「パンドラ~ 」は、以前に読んだ大沢の「夢の島」と

少し内容かぶるかな?!と読み始め感じていたが、

ちゃんと違うお話で安心。

小笠原諸島よりさらに南に位置する島、青国島が舞台。(もちろん架空の島)

刑事を引退し、役場の保安官として招かれた主人公は、任務初日から

殺人事件に巻き込まれる。それ以降次々に殺人は繰りかえされ、「青国島」

の島民全体が隠し持つ秘密にたどりつき、その全容が明らかになったとき・・・。

というお話。

6割ぐらい読み進んだときに、犯人や話の展開が読めてしまった。

残り4割は自分の想像とおりか、確認作業を行なっている感じ。

でも久しぶりの小説で空想世界に浸らせてくれる分には十分の中身。

大沢節健在で安心。楽しめました。


今読んでいる「楽園の眠り」は、出だしからテーマの重さに驚愕。

しかも嫌悪感というか、苛ただしい感じすら覚える内容で、このまま

読み進めるのはどうかと思う程。

読み終えてから感想は書きます。
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by knonac | 2006-03-16 13:03 |

踵を返す。

映画も好きだが読書も好きだ。

ビジネス書を読むことが最近ほとんどだが

小説を読むのが好き。

映画と違い、小説は想像の世界。

映画は登場人物もセリフもシーンもすべて

見た人には同じ情報で、見た人の感じ方がそれぞれに存在するが

小説は、文章という文字情報以外はすべて読み手の想像に委ねられる。

読書はストレスの解消にもなる。ちょっとした現実逃避。想像世界に浸る。

そんな想像世界であるが為、少々読み終えるのに時間を要するときがある。

完全に自分の頭の中に小説の世界が想像できないと納得いかないので

登場人物の顔や声、背景やディテールに至るまで頭に描き切れないと

気がすまない。頭の中でカット割りまでしてしまう。

想像できるまで、前に戻って読み返すこと

もしばしば。これでは時間もかかる。

細かい人間だ。でも自分の性分だから仕方がない。

趣味の世界だからそれで良し。


一時期、馳 星周と大沢 在昌のノワール・ノベルにどっぷりはまった。

馳では、「ダークムーン」と「誕生祭」

大沢では「佐久間 公」シリーズ。(「心では重過ぎる」、「雪蛍」、「感傷の街角」など)


小説に出てくる「踵を返す」という表現が好きだ。

なんともSEXYに感じる。(何故?)

日常会話ではまず使わない、でも小説ではよくお目にかかる表現。

登場人物の振り返るさまに、背中が語る言葉を深読みする。

こんな表現の仕方一つを楽しむのも、小説の醍醐味。

久しく小説を読んでいない。馳の新作「楽園の眠り」を次は読もう。

今日はこれでおしまい。



心では重すぎる
大沢 在昌 / 文藝春秋

生誕祭(下)
馳 星周 / 文藝春秋

生誕祭(上)
馳 星周 / 文藝春秋
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by Knonac | 2006-02-09 23:24 |